SLばんえつ物語【JR東日本磐越西線・新津〜会津若松】
2020年10月更新
「SLばんえつ物語」は、新潟県の新津から磐越西線を通り福島県の会津若松を結ぶ全車座席指定の臨時快速列車で、主に春〜秋の土休日中心に運転しています。
「貴婦人」ことC57-180蒸気機関車が牽引し、客車もボックスシートの普通車の他、グリーン車、売店、展望車などバラエティな車両で、乗務員のおもてなしも最高です。
客車は全車座席指定の7両編成です。
新津寄りの最後尾7号車はグリーン車で、他の車両は普通車です。
指定席券はJR駅のみどりの窓口や指定席券売機等で購入できます。
指定席料金:大人840円・子供420円(2023年10月1日より変更になっています。)
グリーン車料金:大人子供とも2,000円
青春18きっぷの場合、普通車は別途指定席券を購入すれば乗車できますが、グリーン車は別途グリーン券を購入しても乗車できません。
青春18きっぷで旅行の場合はグリーン車乗車区間の乗車券類を別途購入するようになります。
その他の切符でもグリーン車が利用できない切符があります。
JR東日本新潟支社のページ
新津〜会津若松を約3時間30分かけてC57-180が牽引する。
グリーン車の車端部はグリーン車乗客専用の展望スペースで、大きなガラス張りの窓から後方展望(新津発)が楽しめる。
グリーン車の座席は1列+2列の配置で、普通車とは違った贅沢な気分が味わえる。
グリーン車の展望スペースにはちょっとしたSL関連の展示もある。
グリーン車に乗りこむと、検札と同時に記念乗車証が渡される。車内外に出て再びグリーン車の自席に戻るときは、この乗車証を車掌に見せてグリーン車の中に入る。なので、グリーン券がないとグリーン車には立ち入られない。
2,3,4,6号車は普通車座席指定でレトロな雰囲気のボックスシートが並び汽車旅の雰囲気が味わえる。
5号車には売店があり、飲食物や名産品、ばんえつ物語グッズ等数多く取り扱ってる。
4号車はハイデッカーの展望ラウンジでゆっくりくつろげる。
会津若松寄り先頭の1号車はオコジョルームで、キッズスペースになっている。
※2020年10月現在、新型コロナウィルスの影響により時間指定の予約制で入場制限がされている
磐越西線の新津〜会津若松は「森と水とロマン鉄道」とも呼ばれ、阿賀野川が寄り添って景色も素晴らしい。また、会津若松が近くなると会津盆地を走り、景色ものどかになってくる。
通常はSL「C57」が牽引するが、検査や不調の場合など、DE10ディーゼル機関車が代わりに牽引するときがある。それでも客車自体が貴重な存在で、乗車する価値はある。
青春18きっぷ【JRグループ】
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